The World's Greatest Jazz Band of Yank Lawson & Bob Haggart Plays George Gaeshwin and Rodgers & Hart
Recorded  
JAZZOLOGY JCD-300

1977年に発売されたS-11に75年発売されたRogers&HartのS-7を合わせてCD化したもの。録音日時は不明。
前作同様スタンダードの名曲を半コーラス、よくて1コーラスのsolo回しでテーマ、終わり、という構成です。

 

Number Title Key Tempo Note
77000017 LIZA
Cla 1chorus の次の1コーラスは Masso , tp, フォンタナさん(1:43) , tp  の4人で1コーラス。8小節とはいえエキスは詰まっています。  3コーラス目はディキシー調で合奏。
Eb 200
77000016 I'VE GOT A CRASH ON YOU
tpフューチャーのバラード。  途中Massoのソロが登場する。このアルバムでは一曲が3分程度で構成されており、バラード物はフューチャーされている人ともう一人二人が前面に出て2コーラスで終わってしまう。ということでフォンタナさんはでない。

77000015 BUT NOT FOR ME
これもテンポはゆっくり。tsが出てくる。ということはこの曲も出てこないはず。やっぱり出てこない。
77000014 HOW LONG HAS THIS BEEN GOING ON
tp>cl>ts>tpの順でテーマ。2コーラス目はMassoが8小節、続いてフォンタナさんが8小節(1:45)アドリブsoloではなく、テーマメロディーをフェイクしたような。後半はtpリードで合奏。終わり。
F 90
77000013 EMBRACEABLE YOU
tp2人で1コーラス、2コーラス目はts半分と合奏。で終わり。だいたいこのアルバムでの曲の構成は見えた。だからどうということはないが。
77000012 STRIKE UP THE BAND
Drのイントロからtpリードでテーマ。ピックアップありでフォンタナさんのsoloが1コーラス。70年代のはつらつとしたライン。スーパーサックスのレコードで聴いたことのある懐かしいフレーズが出てくる。
Bb 240
77000011 THE LADY IS A TRAMP
tpテーマ。25小節目から聴こえてくるtrbはフォンタナだろうか。9小節目のtbはMassoであろうが、こちらはなんともいえない。しかし、Eの音の出し方がフォンタナさんらしくない。やっぱりmassoだろうな。
77000010 DANCING ON THE CEILING
tbの2人をフューチャー。Masso8小節、Massoにフォンタナがオブリを入れて8小節、ブリッジはフォンタナが8小節、最後はまたMassoに戻りフォンタナがオブリ。2コーラス目はFに転調してtp,claと合奏。3コーラス目でGに転調してMassoが16小節。次を期待したらはずれ。tsがsoloをとってしまった! とりあえず、最後のカデンツァでHiGを出してくれた。
C 108
77000009 WHERE OR WHEN
1コーラス目のブリッジはMasso。甘い音色でスイング時代の雰囲気。2コーラス目のtsブリッジあと(2:35)にtb2人でソリとなる。基本的にmassoがリードでフォンタナさんは2nd。
77000008 BEWITCHED
tpテーマ。バラード。2コーラス目Abに転調しMasso8小節、そこにくってフォンタナが8小節。フォンタナさんのプレイとしては珍しい一般的なトロンボーンの歌い方が聴けます。注意深く聴くとジージー音がしてたり、息を吸う音もします。なるほどね。3小節目で息継ぎしたあとはそのまま8小節目まで。なるほどね。8小節の合奏のあと、またフォンタナ、譜面。最後コーダでピーターと狼のフレーズ吹いておわり。
Ab 85
77000007 THOU SWELL
テーマの合奏に続く2コーラス目前半は4小節のピックアップで16小節がフォンタナさん。これは前の曲と違いいかにもフォンタナさんのフレーズで埋まっています。 ts16 cla16 合奏。
Eb 260
77000006 LOVER
Cla 中心で1コーラステーマ。2コーラス目はデキシー調でコレクティブインプロビゼーション8小節。
つづいてフォンタナさんが後半の32小節をソロ(1:21)。AABAなのになぜだかAが一回少ない。まあいい。
ここでもsuperSaxで聴いたことのあるフレーズが聴かれます。Abに転調して合奏。ディキシー調の
グリッサンドを披露しておわり。
Eb 260
77000005 WHO CARE
claが1コーラス。ここはキーC。FになってmuteTp1コーラス、massoとフォンタナさん(2:02)が半コーラスずつ。出だしから快調Fのフレーズで納得。16小節だと物足りないがしょうがない。
F 230
77000004 MAYBE
Tpフィーチャー曲
77000003 FASCINATING RHYTHM
この曲、イントロとエンディングのアレンジが比較的凝ってます。合奏1コーラス。後半ではコレクティブインプロビゼーションでフォンタナさんも泳いでいます。
piano>ts>tp.cla>合奏。エンディングの25秒くらいのフォンタナさんのフィルがすばらしい。
Eb 168
77000002 SOON
スローテンポのsoonです。これはmassoテーマ、2コーラス目はCからFに転調、tsに続いて8小節フォンタナさんがソロ。ちょっとアドリブが加わった程度。良い音してます。claに引継ぎ3コーラス目はEbでおわり。
F 104
77000001 'S WONDERFUL
ts,tp,tbがディキシー調でテーマ。ここはmasso。Piano1コーラス、Claが1コーラス、tp2人のトレード4で1コーラス。次がtb2人のトレード8と4で1コーラス。情景としてはフィリップフリップスの80歳祝賀パーティーDVDでの2人の演奏が連想されました。
Eb 230

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