Conte Candoli and Carl Fontana "Live at the Royal Palms Inn"
 Recorded May 3-5, 1993 Kenton Alumni Series  WPCD37-1

はじめの曲から最後まで意表を突いた作品群による変なCDです。この日のライブには相当濃いイワクがあると思います。この裏話についてはまた別の機会に譲るとします。
 

Number  Title   
93050305 POINCIANA
正直なところ「いったい何が始まったのだろうか?」といった雰囲気。安っぽい8beatの曲なんです。お仕事お仕事ってとこ。FONTANAsoloから始まるが特にコメントしたくないものがある。2分ぐらい8beatは続いたが嫌気がさしたのか4beatになった!でもダサイ曲の印象はぬぐえない。piano、tpに続いてtpとFONTANAのbarsがある。これもしょーもない。
 
93050304 WELL YOU NEEDN'T
tpsoloから始まるが、これが長い。どうしたことか。2コーラス目の終わり近辺になったときconteさんはキョロキョロ周りを気にしてマイクから音はずしてます。そうです。次のsolo順をFONTANAに渡したいのにいないのでしょう。結局見つからなくてpianoに回しました。このpiano trioはそれなりに雰囲気的に固まってます。basssoloを経てFONTANAのsoloとおもいきや、8小節でdrに渡して8barsとなります。ここでFONTANAはHiF#出してます。おおっ。Conteさんもハイノートを細くだしてました。おわり。
 
93050303  A DAY IN THE LIFE OF A FOOL
なんだこりゃ。ロメオトジュリエットでしょうか。オルフェでしょうか?ある恋の物語でしょうか。どうでもいいですけどイントロからださいですtp-pianoに続いてFONTANAは3分間もsoloしてます。とくにコメント在りません。お仕事お疲れ様でした。
 
93050302  I'M GETTING SENTIMENTAL OVER YOU
ONTANAのI'mGettingが聴けるということで期待したが少々ガッカリ。速いテンポで演奏している。soloはぶなんなもの。このアルバム全体をひっくるめていえることは、これを聴いてFONTANA像を描いてはいけません。この一連のパーフォマンスはお仕事のものであり、本心からレコーディングしたものではない。と確信しております。はい。
 
93050301 ON THE TRAIL
駄目押しに最後の曲は西部劇ときた。ドドンパ調(ドドンパ知ってますか?スッテンテケテトットスッテンテケテトット....)こりゃもうダメだと思ったのだがtp-pianoに続くFONTANAのsoloはこのCDでは一番良い演奏なんです。pianoはバックから外れてdr,bassとのtrio。もう4beatになっているのでドドンパではありません。HiFも一回出してます。最後のコーラスで1拍半フレーズもありました。basssoloのあと、8bars、4barsをやってドドンパテーマで締めくくります。(ぜんぜん締まりませんけど)
 

fontanaLISTに戻る