Carl Fontana and Buddy Childers "Live at
the Royal Palms Inn"
Recorded May 17-19, 1993
Kenton Alumni Series WPCD37-2
Buddy Childers はこのCDで初めて知ったが、なかなか渋く、fontanaさんとのduoなどあってよろしい。リズムセクションも安心できます。なんといってもこのセッションはF、Bb、Cといった安心keyで演奏されていてホッとします。(ほとんどFです)もうすこし凝ったkeyの曲も混ぜたら?とおっしゃる人もいるかもしれませんがFONTANAさんのセッションはこれで良いのです。
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93051707 | I THOUGHT ABOUT YOU 8小節のイントロからfontanaさんがテーマ。soloはtp-pianoに続いて登場となります。中音域中心で4コーラス。なかなか良い。bass soloのあとtrpとのduoとなります。(bassが小節のあたまでルートを弾く程度はあり)16小節あります。もう少しやってほしい気もしますがこのぐらいの長さが手頃でいいともいえます。そのまま後半16小節はテーマとなっておわります。 |
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93051706 | SAMBA DE ORPHEUS テーマはBuddyサビがフォンタナさん。soloはfontanaさんから始まります。結構速いので3コーラスはあっという間。この曲も中音域でスピード感あるフレーズが流れます。piano-trp-drのあと8barsとなりますが、この曲は16+16+8+16の56小節で1コーラスなのでどうするのかと思っていたら、最後のdrは16小節にしてつじつまあわせました。 |
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93051705 | EVERYTHING I LOVE この曲は得意のBeautiful Friendshipに似たコード進行のようです。Buddyは登場しませんのでfontanaカルテットでの演奏となっています。イントロでFontanaさんの曲紹介の声が聴けます。良く聴いているとBeautiful Friendshipで聴いたことのあるフレーズがそこここに出てきます。テンポも近いですし。fontanaさんの標準アドリブパターンといったところです。 piano soloのあと8bars1コーラスあってテーマとなります。 |
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93051704 | ON GREEN DOLPHIN STREET テーマはmutetrpでFontanaさんはMANTECA的バックリフを吹いてます。このgreendolphinはkeyCです。Ebではありません。trp-pianoのあとFontanaさんが3コーラス。1コーラス目の最後あたりで3連フレーズ、4コーラス目では16分フレーズ、solo最後のところではpaper moonのフレーズが出てます。 |
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93051703 | JUMPIN WITH SYMPHONY SID BbのBlues。Fontanaさんは舞台のソデに引っ込んでいるようです。pianoのテーマ前solo、trpだけでテーマ、そしてtrpのsoloが終わって、、、まだいないみたい。pianoが「えっ、またオレがやるのっ。」ていう感じでsolo始めています。そしてついにFONTANAさんの番となりました。6コーラス。休みを長くとって元気がついたのか最後のコーラスではHiのG出してます。 |
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93051702 | I COULD WRITE A BOOK Faontanaさんの曲のアナウンスが先頭で聴けます。カルテットです。Buddyはいません。なかなか軽快でリラックスできる曲です。Fontanaさんのテーマと最初の2コーラスはブラシで、3コーラス目からstickで4beat刻みとなります。うーん、なんかこのパターン他の曲でもあったなあ。思い出せない。良い曲です。 |
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93051701 | LESTER LEAPS IN Bb循環。めちゃくちゃ速い。しかし、Fontanaさんのsoloを聴いていると追い立てられている雰囲気はまったく感じられません。ところが実際これをコピーして追いつこうとしてもすぐに5mぐらい離されてしまいます。実に速い。この曲もFontana標準アドリブフレーズに登録できる見事な完成作品です。 |